どうも、朝比奈です。
公認会計士に興味がある人はたくさんいると思いますが、いざ公認会計士を目指すってなると、予備校に高額の学費を払わないといけないし、合格するまでも時間がめちゃかかってしまうわけで。
しかも、直前期はほぼ試験勉強だけに集中しないといけないこともあるし、受験生の間は気楽に友達と遊びに行ったりすることもできません。
だから、今すぐに「公認会計士になる!」と決断するのは難しいですよね。
そこで、まずはワンクッション置くために、簿記の勉強から始めるのがオススメです。
簿記とは、商工会議所が実施する検定試験『日商簿記検定』のことで、取っておくと何かと便利な資格です。
簿記の勉強しておけば、基本的な会計知識を身につけることができます。履歴書に書くこともできるので、就職・転職で有利になれるでしょう。
もし将来、経理職に就く場合は、簿記の知識は仕事に必須のものとなります。
その他にも、企業の決算書を読むことができるようになるし、自社やクライアントのビジネスを理解するのにも役に立ちます。
仮に、今すぐは役に立たなかったとしても、いずれ役に立つ時が必ず来ますので、簿記の資格を持っておいて損はありません。
・・・さて、この簿記検定試験ですが、公認会計士試験の勉強にも役立つんです。
ここでは、公認会計士試験の勉強を始める前に、まずは簿記の勉強から始めるメリットについてお話していきますね。
会計の基礎知識が身に付く
先ほどお話した通り、簿記を取得することで基本的な会計知識が身に付きます。
そもそも、会計のない会社は存在しません。つまり、どんな会社であっても、簿記や会計の知識は必須の知識となるわけです。
ということは、簿記の知識を持っておけば、会社にとって不可欠な存在になれるわけで、食いっぱぐれることがなくなるわけです。
また、決算書を読むことができるようになるので、将来的に投資をやりたいと思っている人は、実際に投資をするときにも役立ちます。
日経新聞など、ビジネスや経済に関するニュースにも会計用語がたくさん使われているので、それらの記事もサクサクと読めるようになります。
公認会計士試験の大体のイメージが付く
日商簿記は、公認会計士試験(財務会計論および管理会計論)の範囲に含まれているので、公認会計士試験で一体どのような問題が出題されるのか、大体のイメージがつくようになります。
公認会計士試験には企業法や租税法などの法律科目もあるのですが、メインはやっぱり会計に関する知識が問われるので、簿記の勉強をしておけば大枠は掴めるでしょう。
自分に公認会計士試験が向いているかが分かる
先ほどお話した通り、日商簿記は公認会計士試験の試験範囲に含まれます。そのため、もし仮に簿記の勉強が自分には向いていないなと思った場合、すぐに撤退することができます。
簿記の勉強を始める前から公認会計士試験の講座に申し込んでしまっていた場合、予備校に通うのに高額な学費がかかっていたわけですし、勉強するのに時間もそれなりにかけていたわけで、なかなか撤退し辛いことでしょう。
しかしながら、簿記の勉強には時間の面でも費用の面でも、そんなにコストはかかってないはずなので、自分には向いてないと思って、勉強から撤退してもダメージは小さいです。
逆に、簿記の勉強をやってて「楽しいな!」と思えた人は、公認会計士に向いていると考えられるので、そのまま勉強を続けていくのが良いですね!
スムーズに公認会計士試験の勉強に移れる
また、簿記で勉強した知識は、公認会計士試験の勉強でも使います。
そもそも、予備校の公認会計士試験の講座も、まずは簿記3級レベルの勉強から始めてる場合がほとんどです。
仮に簿記の知識を持っている状態で、公認会計士試験の講座を申し込んだ場合、飛び級で公認会計士の勉強を始められる場合もあります。
要はスムーズに公認会計士試験の勉強に移れるというわけですね。
簿記はどこまで取っておくべき?
以上、公認会計士試験を目指す前に簿記の勉強を始めることのメリットについてお話ししてきました。
さて、日商簿記は、レベルに応じて1級から3級までの資格が存在します(3級よりさらに下の資格に初級があるんですが、まあ無視で良いでしょう)。
で、一体どこまで取っておくべきなんだと疑問に思う人がいるんですけど、基本的には2級まででいいです。
1級まで取ろうとしている人もいるんですけど、1級は2級・3級と比べて一気に学習範囲が膨大になってくるんで、ちょっとコスパ悪いですね。
1級まで取るぐらいなら、もう初めから公認会計士試験の講座を受けといた方が効率良いですね。
逆に、2級まで勉強していれば、会計知識の基礎は大体身に付いているので、スムーズに公認会計士試験の勉強も進めていくことができますよ。
ちなみに私は、大学に入学し2ヶ月ほど簿記2級の勉強をして、そのまま簿記2級を取得することができたので、晴れて公認会計士を目指し始めるようになりました。
そのときの試験で落ちていたら公認会計士を目指すのは辞めておこうと思ってたんですが、いざ自分の簿記2級の試験成績を見てみると、なんと合格最低ラインの70点でした・・・!
めちゃギリギリで合格できていたわけですが、危うく公認会計士を諦めるところでしたね。今、こうしてこの記事を書いていることも無かったかもしれません。。。
そう思うと、なんか運命的なものを感じますね。笑
と話が脱線しましたけど笑、以上、ご参考にしてくださいね。
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