【講義5】あらゆる試験に短期合格できる秘訣

こんばんは。植村です。

昨日までの講義では、本番まで時間は限られているのだから、『無駄なことをしないマインドセット』が大事だという話をしました。

多くの受験生がやりがちな、一見勉強に役立ちそうだけど、実は無駄になっていることについてもお話ししましたね。

アウトプット重視の勉強が何よりも大事だというお話もしました。

試験勉強では、どんどんアウトプットしていくことが、一番賢い時間の使い方なのです。

 

というわけで、今日はそのアウトプットの具体的なやり方について、詳しくお話していこうと思います。

それでは早速、始めていきましょうか。

勉強のメインに据えるべきものとは

先日お話しした通り、私は特別に頭が良かったり、天才なわけでもありません。

出身大学だって、東大や京大といった超難関の国公立大学ではなく、ただの地方の私立大学ですしね。

生まれも別に平凡なもので、両親も地方の無名な私立大学出身です。父親は普通のサラリーマン、母親は専業主婦です。

ごくごく普通の家庭で生まれたわけです。

でもね、だからこそ、私は自分の力で頑張らないといけないと思ったんです。

自分に特別な才能があるわけでもないし、親に頼れるわけでもないからこそ、豊かで充実した人生を送るためには、しっかり自分で勉強して、自分の価値を上げていかないといけない。

そして、いっぱい努力しないといけない。こう思ってたんですね。

そういうわけで、私は小さい頃から勉強法についての研究、勉強を重ねてきました。

効率的な勉強法についての本もいっぱい読んできましたし、成績優秀な先輩たちの話もたくさん聞いたりしてきました。

勉強法について学べる教材もいっぱい買いましたし、そこで学んだ勉強法も自分の身をもって試してきました。

大学受験の時に第一志望の大学に落ちるという、手痛い失敗経験もありました・・・。

その経験を経て、間違った勉強法についても学ぶことができました。

 

こういう経験があるからこそ、私は正しい勉強法を実践することができて、会計士試験にも無事に短期合格できたわけです。

だからこそ、今からお話することはあなたにとっても、非常に大事なことだと思っています。本当に、しっかり聞いておいて下さいね。実際に試験に短期合格した、生の人間の話なので。

 

いいですか。

お話していきますよ。

集中してくださいね。

 

私は、以下の1つのことが出来るようになれば、どんな試験でも合格することができると考えています。

それは、

問題集の問題が全て自力で解けるようになることです。

これが出来るようになれば、東大京大であろうと、司法試験であろうと、医師国家試験であろうと、合格することが出来ます。

そして、これが出来るようになりさえすれば、不必要にテキストを読み込んだり、予備校の講義に出たり、まとめノートを作ったり、余計な試験を受けに行ったりする必要はないのです。

どんな試験勉強でも、勉強に使う教材は以下の3つだけです。

  • テキスト
  • 問題集
  • 過去問

そして、この中でも、問題集が一番大事です。

テキストは新しい知識を身につけるために使うものですね。つまり、インプット専用の教材です。

一方、過去問は身に付いた知識を実践で使えるかどうか試すために使うものですね。つまり、アウトプット専用の教材です。

そして、問題集。問題集はインプット、アウトプット両方に使える”最強の教材”なのです。

 

テキストで、ある論点について一通り勉強した後には問題集を解きますよね。

この「問題集を解く」という行為が、勉強したことをきちんと理解できているかの確認になり、インプットをより深いものとします。

それと同時に、実際に問題を解くことによって、勉強した知識を実践で使えるようなレベルまで引き上げてくれます。これが、アウトプットの力になるわけです。

 

要は、問題集は

インプットとアウトプットの橋渡し

になってくれるのです。

 

また、本試験では問題集よりも難しい問題が出題されることはありません。仮に出題されたとしても、そんな問題は誰も解けないので、試験では埋没問題になります。

だから、問題集の問題よりも難しい問題のことは気にする必要がありません。

ということを考えると、問題集の問題が全て解けるようになれば、試験には間違いなく合格できるんです。

時間をかけて講義に出席したり、まとめノートを作ったりなど、むやみやたらとする必要はないのです。

多くの受験生がやりがちなことなんですけどね。

 

それよりも、

問題集の問題を解く、解説を読む、

テキストを確認する、

そして間違えた問題を解き直す。

これを、問題集の問題が全て自力で解けるようになるまで繰り返すのです。

この一連の流れ、つまり”アウトプット”を勉強のメインに据えるべきです。ここに勉強時間の大半を捧げましょう。

★植村の勉強法則その5:

【アウトプット重視の勉強法】

『試験勉強のメインは、アウトプット。問題集や答練を全て、自分の力で解けるようになるまで繰り返せ』

問題はどんどん間違って良い

問題集を解くといっても、初めのうちはなかなか解けないことでしょう。問題を間違うことの方が多いはずです。

でも、それでいいのです。

初見の問題が解けるなんてこと、めったにありません。私も初めて解く問題は間違えまくってましたからね。笑

 

でもその代わり、間違った問題については、解説をよく読んでおきましょう。必要を感じたら、テキストもあわせて確認しておくと良いですね。

こういったプロセスの中で、その問題の解法を腑に落ちて理解できるまで確認しておくのです。

「次にこの問題を解くときは、絶対に正答してやるぞ!!」くらいの意気込みで確認しておくことが大事です。

そして、しばらく日を置いて、改めてその問題を解いてみましょう。

スラスラとその問題が解けるようになっているはずですよ。

 

問題というのは、間違うからこそ強い記憶になって、自分の頭の中に定着するのです。

人の記憶は、”間違った”という『強い刺激』がある方が強くなるのです。

 

あなたも、自分の人生を思い返してみてください。

  • 成功した
  • うまくやれた
  • 人からほめられた

という記憶よりも、

  • 失敗した
  • 間違った
  • 人から怒られた

といった記憶の方が、より鮮明に残っていませんか?

 

意外に思われるかもしれませんが、ポジティブなことよりも、ネガティブなことの方が人間の記憶には強く残るのです。

 

なぜなら、人は

  • ポジティブなことを得たいという欲求

よりも、

  • ネガティブなことを避けたいという欲求

の方が強いからです。

ネガティブなことの方が、「辛い思い、苦しい思いは二度としたくない」という人間の防衛本能が働いて、強い記憶として定着してくれるわけですね。

 

私も、

  • 小学校のときに学校でおもらししたこと
  • 中学校のときに無断で学校のプールに入って怒られたこと

なんかは、今でも鮮明に覚えていますwもう10年以上前のことに関わらず、ですよ。

 

話が脱線しましたが・・・笑

とにかく問題集を解くときは、間違うことを恐れず、どんどん間違ってください。

問題を間違えば間違うほど、あなたの記憶も強くなるのです。

復習がめちゃくちゃ大事

あなたは、普段の勉強ではちゃんと復習してますか?

・・・正直、復習をしないというのは最低最悪の愚の骨頂ですよ。

試験勉強では、わざわざ通学して予備校の講義に出なくて良いし(むしろ出ないほうが良い)、ノートもいちいち作らなくて良いし、書いて覚える勉強もしなくて良いです。

無駄なことはやらなくて良い。

でもね、復習だけは”絶対に”おろそかにせず、しっかりとやっていきましょう。

 

試験に落ちる人間は、復習がきちんとできていません。

  • テキストは読んだら読みっぱなし
  • 問題は解いたら解きっぱなし
  • 答練も中途半端に手を出して終わり

みたいな勉強をやってしまっているのです。

 

反対に、試験に短期合格するような受験生は、例外なく復習を完璧にこなしています。

 

正直、

  • 問題集をメインに活用し、
  • 復習をきっちりやりさえすれば、

会計士試験はもちろん、どんな難関試験にも余裕で合格できるんです。

試験勉強=復習

といっても過言ではありません。それぐらい、復習とは大事なものなのです。

なぜ、復習が大事なのか?

試しに、一つ実験をしてみましょう(ドイツの心理学者エビングハウスが、百年以上も前に行った有名な実験です)。

 

次の3文字単語を覚えてください。

 

いるめ

くとし

かでさ

たとは

すとえ

おえね

むたら

かふわ

けんよ

みまそ

 

全く無意味な単語が10個並んでいますが、真剣に覚えてください。

 

 

 

・・・覚えましたか?

 

では、しばらく経ってから、何も見ずにさっきの単語を紙に書き出してみてください。

 

 

 

 

・・・ほとんど、何も書けなかったのではないでしょうか。

 

そう、人間の脳は、せっかく覚えたことでも、時間が経てば自然と忘れるようにできているのです。

いつかは先ほどの10個の単語全て、すっかり忘れてしまうでしょう。

 

しかし、それは本当に脳から消え去ってしまったのでしょうか?

 

 

・・・そんなことはありません。

 

もう一度、さっきの10個の単語を暗記しなおしてみてください。そして、先ほどと同じように紙に書き出してください。

 

 

・・・1回目のときより、多くの単語を書き出すことができたのではないでしょうか?

 

さらにこれを繰り返してみましょう。

 

さらにもう一度、さっきの10個の単語を暗記してみてください。

 

 

 

今度は2回目よりも、もっと多くの単語を覚えていられましたよね?

 

このように、

記憶は繰り返せば繰り返すほど、より強い記憶となって自分の脳に残るのです。

 

何でだと思いますか?

最初紙に書き出したときには、ほとんど何も書けなかったのだから、覚えようとしていた単語も、頭の中から、すっかり消えてなくなってしまったんじゃないか」と思うかもしれませんね。

 

でもね、実はそうじゃないんです。

それらの単語も、あなたがただ思い出せなくなっていただけで、ちゃんと頭の中に残っているのです。

あなたは、それらの単語をすっかり忘れたかのように感じたかもしれませんが、実際のところは、あなたの無意識の世界にしっかりと保存されているのです。

ただ、それが”無意識の記憶”に過ぎなかったために、思い出すことができなかっただけです。

しかし、学習を繰り返した場合、この無意識の記憶が暗記を助けて、試験の成績を上昇させるのです。

無意識の記憶が、”意識的な記憶”にレベルアップするんですね。

だから学習を繰り返すと、まるで記憶力がアップしたかのように感じるのです。

 

このように、試験勉強においては何度も繰り返すこと、すなわち復習がめちゃくちゃ大事なんです。

復習するからこそ、覚えたことが忘れにくくなるし、問題の解法も忘れにくくなるし、試験本番でも、自分が勉強したことをアウトプットできるようになるのです。

 

さて、それでは復習のタイミングは、いつが最も効率的なのでしょうか。

そして、具体的に、どのように復習していけばより早く記憶に定着させられるのでしょうか。

明日の講義では、そのあたりのことを詳しくお話していきますね。

 

明日は、

  1. 最も効率的な復習のタイミング
  2. うまい問題集の使い方
  3. 新しく勉強したことが覚えられないときは
  4. 効率の良い記憶法

といった内容の講義をお届けします。

お楽しみに!

 

※講義の内容に関する質問や、その他試験勉強で悩んでいることなどあれば、気軽にLINEで個別にご連絡くださいね。