科目別勉強法

<科目別勉強法③>企業法の勉強法-短答編-

どうも、朝比奈です。

今回は企業法の勉強法についてお話します。

企業法は、とりわけ短答式試験では、点が取りやすいです。

覚えるべきことは当然多いんですけど、その代わり試験で出題される問題が簡単なんですね。全て4択の正誤問題で、埋没問題が出題されることも滅多にありません。

覚えるべきことをきちんと覚えていけば、簡単にボーダーラインの7割を超えることが出来ます。

だからその分、他の受験生もきちんと得点してくるため、気を抜けない科目ではあるんですが。

企業法では、8割の得点を目指したいところです。そして欲を言えば、9割欲しい。高得点が取りやすい企業法で点数を稼いでおくと、他の科目が格段に楽になります。

短答では、他の科目がいずれも

  • 財務会計論
  • 管理会計論
  • 監査論

と、事故を起こしやすい科目ばかりです。

もちろんどれか一つの科目でも大事故を起こすと試験合格自体が危うくなってくるんですが、小事故程度であれば、企業法で得点しておけば十分カバーできますから。

ちなみに私は監査論で小事故を起こしたのですが、企業法で9割得点できていたので、事なきを得ました。

ぜひね、企業法は得点源にして欲しい科目です。

逆に言えば、企業法でミスってしまうとかなり厳しいというか・・・

他の科目は自分たちの仕事をするので精一杯でしょうから、企業法でミスってしまうと、そのカバーをすることが難しいんですね。

他の科目のカバーをするレベルまでは仕上げられなくても、絶対に企業法で事故を起こすことがないようにしましょうね。

企業法で事故を起こしてしまうと、合格がかなり難しくなってきますから。


それでは早速、企業法の詳しい勉強法について解説していきますね。


企業法の基本的な勉強法

企業法の基本的な勉強法も他の科目とほとんど変わりません。

いつもの通りのプロセスです。

倍速の講義音声聞く・テキストのザクッとした理解による短時間のインプット、テキストの全体像の把握

問題集解く(問題に悩む・解くのに時間はかけすぎないで)

解説・テキストの確認、解法の理解

復習のタイミングに気をつけて後日、問題集を解き直す

上記のプロセスを、問題集の問題全部自力で解けるようになるまで繰り返す(問題集の問題に全部○マークを付せるようになるまで)

で、企業法で特に意識して欲しいポイントが、最初のインプットの時点で暗記をしようとしないこと。

もちろん試験直前になれば暗記が必要になってくるのですが、理解がままならないうちに細かい部分の暗記に走らないようにしてください。

理解がままならないうちの暗記は定着率が悪く、非効率です。

また、効率的な勉強法の基本は、

全体像の理解

個別論点の理解

です。

これと同じように、企業法の勉強をするときもまずは内容の理解に努めて下さい。細かい箇所の暗記は最悪、試験直前でも大丈夫です。

短答勉強時に無視してしまっても構わない箇所

普段の講義音声では解説はされるでしょうけど、企業法の短答の勉強時においては無視してしまって構わない箇所があります。

それが、「論点」の部分。

  • 必要な決議を欠く代表取締役の代表行為の効力をどう扱うか
  • 会社の承認を得ずになされた利益相反取引の効力をどうするか

のような、特定の事例に対して、法的にどう解釈すべきかが問題となり、それに対して学説・判例はどのような判断を下しているか、といったところですね。

この「論点」の部分はもちろん論文の勉強時には、「問題の所在」、「学説・判例の状況」、「論証例」等をほぼ全て丸暗記する勢いで勉強しなければならないのですが、短答の勉強の時点では思い切って無視してしまっても構わないです。

ほぼ出ないですから。もし問題集の問題として出てきたら、その内容を理解しておく程度で構いません。

不安があれば、まあ学説・判例の結論くらいは理解しておいたほうが無難ですが。

そうそう、別に企業法に限らない話ではありますが、講義音声を聞いていると、予備校の講師がこういった論点箇所の重要性についてA、B、Cとかの3段階でランク付けしているときがあります。

重要度の把握として参考程度に聴くのは良いですが、「講師が重要性Cって言ってたからこの論点は切ろう!」という風に安易に判断するのは危険です。

その講師が試験で出題される問題を把握しているわけではないですし、万が一その問題が試験で出題されてしまった場合、目も当てられません。そもそも、そういったヤマ当て的な発想の試験勉強はご法度です!

重要性が低そうだからこの論点は切る、というのはあなたの貴重な一回の受験を「ギャンブルに投じている」こととほぼ同義です。

そういう運の要素に頼らず、自分の実力で、短期に確実に合格することに意味があるのです。そこは勘違いなさらぬよう、お願いしますね。

そういう予備校の講師の発言に惑わされず、テキストに記載がある内容については試験本番までに、網羅的に理解・暗記していくようにしましょう。

企業法の勉強時に六法で条文を読み込むべきか?

結論から言うと、条文を読み込む必要はありません。短答の勉強の段階では条文を参照する必要もありません。

どうせ条文の内容なんて暗記できないし、条文の内容を理解しようと思うのであればテキストを読み込むほうが手っ取り早いからです。短答の勉強で必要になる条文はテキストに全部書いてあるし。

わざわざかたっくるしい条文の生の文章を読んで、内容の理解・暗記をしようなんて思ってはいけません。非効率です。

予備校でも「講義の際には六法も準備するように」という風に指示されると思いますが、正直いらないです。(まあそもそも私は講義に出ていなかったんだけど)

六法を準備するにしても、論文のときで構いません。

短答の学習時においては、六法を参照して条文を確認するなんて、間違ってもやってはいけません。はっきりいって、時間の無駄です。

テキストに書いてあることをいちいち六法で確認するなんて二度手間です。

短答の勉強時においてはテキストベースで学習するのが一番効率的です。

(ちなみにですが、論文の学習時においても条文の読み込みは不要ですが、条文の参照は必要になってきます。というのも、どこにどういう条文が書いてあるかの大まかな把握自体は論文の問題を解く際に必要になってくるからです。また別の機会で説明しますね)

追加で解いておきたい問題集

企業法は、覚える量がとにかく膨大です。しかも、繰り返しアウトプットを行っていかないと暗記してもすぐに忘れてしまう科目です。

だからこそ、たくさんの問題を解いて定期的に知識のアウトプットを行うことが必要になります。

そのためには予備校の問題集だけでは不十分で、市販の問題集も購入し、よりたくさんの問題をこなしておく必要があります。

そこで、オススメしたい問題集がコチラ。

これは私が予備校の問題集だけでは不足していると判断したため、自主的に購入して使っていた問題集です。

短答の出題範囲の問題が網羅的に記載されており、かつ良問だらけなので、オススメの1冊です。

また、私は使用していませんでしたが、質の高い問題集として評判なので、以下もご紹介しておきます。

おなじみのLECの一問一答ですね。

いずれも、予備校の問題集では足りないと感じたら状況に応じて準備しておくようにしましょう。

また、以下の記事で短答式試験に短期合格する勉強法を科目別にまとめていますので、こちらもご覧ください。


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