会計士試験講座

効率のよい記憶法

ここでは、「うーん、イマイチこの論点についてうまく覚えることができないな・・・」というような場面に効く、
処方箋のような記憶術をご紹介します。




記憶には「経験記憶」と「知識記憶」があるのをご存知でしょうか?




「経験記憶」とは、自由に思い出せる記憶、
つまり自分の過去の経験が絡んだ記憶のことをいいます。


一方、「知識記憶」とは、何らかのきっかけがないと、
うまく思い出せない知識や情報のような記憶のことです。




具体的にいえば、


「あのとき彼女と見た夜景はきれいだったな・・・」とか、
「みんなで夏にいったバーベキュー楽しかったな・・・」とか、
「仕事で、あのとき先輩に怒られたのは辛かったな・・・」とかいった記憶が経験記憶。

一方で、
「資産とは、過去の取引または事象の結果として、報告主体が支配している経済的資源をいう」(財務会計の概念フレームワーク)とか、
「公開会社とは、その発行する全部又は一部の株式の内容として譲渡による当該株式の取得について株式会社の承認を要する旨の定款の定めを設けていない株式会社をいう」(会社法第二条五)とか、

こういった記憶が知識記憶ですね。


(書いてて疲れたわ・・・)




さて、この経験記憶と知識記憶。

どちらが思い出しやすいと思いますか?




・・・言うまでもないですが、経験記憶のほうですね。



「彼女といった夜景」、「夏のバーベキューの様子」、「先輩に怒られた瞬間」・・・

こういったものは、そのとき経験した情景までもが鮮明に思い出せるはずです。



一方で、「資産の定義」とか、「公開会社の定義」とかは、

パッと思い出せるものではないと思います。




しかし残念ながら、試験勉強で覚えなければならないものは、
ほとんどが知識記憶です。

覚えづらい上に、思い出すのにも一苦労するようなものばかり覚えなければならない、ということです。



・・・であれば話は簡単です。



勉強している内容を「知識記憶」ではなく、
「経験記憶」として覚えてしまえば良いわけです。


勉強した知識を「経験記憶」として覚えてしまえば、
覚えこむこと自体が楽であり、何より良いことは、
「経験記憶」は忘れにくいということです。





覚えづらい論点や難解な論点は、
「知識記憶」として覚えるのではなく、
「経験記憶」として覚えるようにしましょう、ということですね。



では勉強した知識を「経験記憶」として覚えるためにはどうすれば良いか。
そのための方策をお話していきたいと思います。




手っ取り早い方法は以下です。


・覚えたことを人に説明してみる
・声に出して覚える




順を追って説明しますね。




・覚えたことを人に説明してみる


覚えたい情報を友達や家族に説明してみることは、
もっとも手軽な経験記憶の作り方です。


そうすれば、「あのとき説明したぞ」「こんな図を書きながら説明したな・・・」
といった具合に経験記憶になります。

その経験記憶がきっかけとなって、
後で簡単に思い出すことができるでしょう。



あなたも、あなたが好きなこと、熱中したことについて、
人に何度も説明したり、熱く語ったりしたことがあるでしょう。


実はそうして何度も人と話しているうちに、
その知識を確実に自分のものにすることができているはずです。



好きなこと、熱中したことが自分の記憶に残りやすい理由の一つとして、
そのことについて何度も人に話すことが挙げられます。





ちなみにですが、私は外国、海外が好きです。
留学もしていましたからね。



だから、私はこれまでに海外のことについて人に説明する機会が多々ありました。


親切な人が多いこと、
気さくな人が多いこと、
みんな年中パーティーやっていること
楽しい場所がいっぱいあること、
日本人と韓国人が意外にもめちゃくちゃ多いこと、
ゲイのカップルが街中で堂々とキスしていること、
ご飯がまずいこと、
マリファナやっている奴が多いこと、
ヌーディストビーチで外国人女性の裸が見放題なこと、
めちゃくちゃ寒くて10月でも雪が降ること・・・・



私はこういったことを何度も人に説明しているから、
留学のことは強く記憶に残っています。





とにかく、覚えにくいと思ったらまずは人に説明してみることです。
それが好きなことでなくても、です。

そうすれば、学習したばかりの知識でもしだいに脳に染み付いてくるはずです。




また、説明することで自分がその知識について本当に理解できているか、
間違っていないかを確かめることができます。


自分がきちんと理解できていなかったら、
人に説明できるはずがないですよね。



人に説明してみることで、自分が本当にその知識を「理解」しているのか、
どこまでをきちんと理解していて、
何がまだ分かっていなかったのかが確認できるということですね。




説明する相手はなるべくその知識について分かっていない人が理想的です。
全くのゼロベースの知識の人をきちんと納得させられるくらいの教える力があれば、
あなたはその知識を完璧にマスターしたといっていいでしょう。



教える相手は祖父母、父親、母親、兄弟、友達、後輩、誰でも良いです。

もし、その場に教える相手がいないということであれば、
人形に向かって説明する、とかでも良いでしょう。





・声に出して覚える




最も手軽な経験記憶の作り方が、
「人に説明すること」でしたが、
説明することのメリットは他にもあります。






それは、「声を出している」ということです。



そして、その「声」を自分の耳で聞いているということです。





あなたも、身に覚えがありませんか?




テレビや、お店で流れているような流行曲・・・


「ぽいぽいぽいぽぽいぽいぽぴー」とか、
「I’m a Perfect human.」とか、
「鮮やかに 恋してにんじゃりばんばん」とか。




自分から覚えようと思っていなかったし、
もしくは別に覚えたくなかったにも関わらず(笑)



気が付いたらメロディーまで完璧に口ずさむことができていた・・・



というような経験があなたもお有りのことと思います。




これって、すごいことだと思いませんか?



別に自分では覚えようとひとかけらも思っていなかったようなことが、
自分の耳で聞いていくうちに、
無意識に自分の記憶の中に刻まれていたのです。




耳を使った学習は、
目を使った学習よりも効率が良いと言われています。



耳を使った記憶法は、非常に有利なのです。
だって、聞いているだけで自分の頭の中に入っていくのですから。




だから私も、覚えづらいと感じた論点については、
なるべく声に出し、自分の耳で聞いて覚えるようにしていました。



荒療治ではありますが、声に出すことで、
無理やり覚えこもうとしていたわけです。

これは特に、論文の暗記をするときに効きましたね。


難解で複雑な文章を自分の頭に叩き込むには、
目で追うだけでは不十分です。



何度も繰り返し声に出し、
耳から頭に叩き込むようにしましょう。




勉強している場所が自習室やカフェで声が出せないという人は、
自分にだけ聞こえるような小さい声で発声すると良いです。


それさえも難しいようであれば、
口だけでも動かすようにしましょう。


あとは、家の中で勉強するときは声を出して覚えるようにするとか。




特に、家の中であれば机に向かっていなくても、
どこでも声を出すことができるはずです。



お風呂の中とか、トイレの中とかいった隙間時間を活用し、
気になる論点について声に出して覚えるように工夫してみましょう。



こういう小さな積み重ねが、
その他大勢の受験生と差をつける要素になってくるのです。





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