修了考査対策講座

【修了考査の勉強法】税務実務

今回は税務実務の勉強法をお話したいと思います。


税務実務は、修了考査の中で最もキモとなる科目です。


修了考査のうち、税務実務以外の科目は残りカス、といってしまっても過言ではありません。


フランス料理で例えるなら、

税務実務=メインディッシュ
その他の科目=パンとかデザートとか前菜


こうなるでしょうね。



おそらく、あなたも先輩会計士から「税務だけは早めに勉強しとけ!!」とアドバイスを受けているかもしれません。


朝比奈もそうでしたし、税務実務の出来が修了考査の合否を分けるということは勉強を始める前から分かっていました。
そして、修了考査を受験し終わってからもその意見は変わりません。


朝比奈が割と短い勉強期間で修了考査に合格できた大きな理由の一つは、勉強時間の配分を間違えなかったことです。


つまり、税務実務という超絶重要な試験科目に、十分な勉強時間を振り分けることが出来ていた、というわけです。


じゃあ、なんで税務実務がそれほど重要だと言われるのか。


それは、修了考査においては税務実務が最も重要だとすでに巷で言われまくってしまっているからなのです。


・・・は?

って感じでしょうか。

順を追って説明しましょうね。


修了考査はご存知の通り、相対試験です。


簡単に言えば、皆が出来ているところは出来てないとまずいし、皆ができていないところは別にできていなくても問題ない、っていう試験です。


監査実務のむつかしい論述とか、会計実務の超絶複雑な計算、職業倫理の対策不可能な論述とかはどうせ皆出来ないんです。


だけど、税務実務だけはみんな合わせてくる。


なぜなら、みんな、「税務実務だけはちゃんと勉強していかないといけない」ということを上司や、先輩会計士、ネットなどから聞いているからなんです。


だからこそ、税務実務は受験生みんながしっかり時間を取って勉強して、きちんとした解答を作ってくる。


そんな中で、あなただけが税務実務の勉強をおろそかにして修了考査に挑んでしまった場合・・・

GAME OVER、となってしまうのです。


正直、修了考査の他の科目については手抜きでも構いません。

でも、税務実務の勉強だけは絶対に、しっかりと時間を確保して、きちんとやっておきましょう。


嫌でしょう?

周りの同期がみんな、修了考査に受かっているのに自分だけ不合格なんて。
同期は「公認会計士」を名乗れるのに、自分は名乗れない。


先輩や上司、後輩からも「あぁ、この人は落ちたんだ」という目で見られ、腫れ物に触るような扱いを受け・・・


修了考査お祝いの飲み会にも参加できず・・・


周りの人達から、修了考査に落ちたことについてヒソヒソと噂され・・・


なにより、修了考査の勉強をもう一年、やらなければならないという絶望感。
超分厚いテキストと、膨大な量の答練をもう一度解きなおさなければならないという苦痛・・・。



ああ、想像しただけで鳥肌が立ってきました。


私は幸い、このような経験はせずにすみました。
そしてこのブログを読んでくれているあなたにも、このような経験をさせたくはありません。


だから、今一度税務実務の重要性を分かっておいてくださいね、というお話でした。


◆税務実務の出題範囲


大きく分けて、以下の通りです。


・法人税法
・所得税法
・消費税法
・地方税
・相続税
・連結納税、グループ法人税制、国際課税、組織再編税制等

法人税、所得税、消費税は論文式試験でやった内容の復習が学習の中心になります。
地方税、相続税、連結納税等は新たに勉強すべき論点になります。


・・・めっちゃ多くないですか??
そう、税務実務は学習すべき論点がそもそも多く、でも合格するレベルの受験生はそれらを全部こなしてくるから大変なんです。

これだけでもおなかいっぱいになりそうですね。


◆優先して勉強すべき論点


法人税、消費税はマストです。


この二つができてなかった時点でもう修了考査の合格はないものと思ってください。


連結納税、グループ法人税制、国際課税、組織再編税制あたりもしっかりと勉強すべきです。
最近の修了考査で頻出の論点です。


所得税、地方税あたりは切ってもいいかもしれませんが、改正等があれば出題の可能性が上がるので時間があればやっておいたほうがいいでしょうね。


そして、クセモノなのが相続税。

朝比奈の試験のときは「相続税なんて出ない」っていわれていたものですから、朝比奈は全くのノーマークでした。


そして試験当日、蓋を開けてみると・・・

思いっきり相続税の問題が出題されていたのです。
しかも、大問1つをまるまる使用するレベルで。


内容もきちんと勉強していないと対応できないレベルの問題で、「あぁ、これは終わったな・・・」と思いながら、解答欄にとりあえず何か書いて提出しました。


まあ結果としては、相続税の出来は合否に影響なく、朝比奈は合格出来ました。
みんな、相続税の勉強なんてやってなかったから、差がつかなかったんですね。
幸運でした。


でも、これからはどうなるか分かりません。
相続税の出題頻度も上がってきている印象ですし、皆対策をしてくるかもしれませんし、勉強をやっておくに越したことは無いかもしれません。

出題された場合に、仮に受験生みんな勉強していなかったとしても、自分が出来ていれば差がつけられますよね。

だから、朝比奈の個人的な意見として、相続税の勉強は(時間が許す限りは)やっておいて損はないと言えます。


「でも朝比奈、結局お前は相続税の勉強をやってなかったんだろ?」
という突っ込みについては、ハイ、その通りです、スンマセン。

まあ以上のことを踏まえて、法人税、消費税、連結納税等の絶対に外せない論点を完璧にして、それでも時間が余っているならば勉強すべきだとは思います。

私は時間が余らなかったので出来なかった、というわけです。
サーセン。。。



◆勉強法(全般)


修了考査の周知の噂として、「答練だけやっていれば受かる」というものがあるのですが、税務実務についてはこれを鵜呑みにすると危険です。


答練で出題された論点だけ完璧にして試験に臨んでもそれなりに戦えるというのはある程度本当ではありますが、学習のスタートとして答練から入るのはあまり意味がありません。


なぜなら、土台となる知識が定着していないまま問題を解き始めても、効率的に自分の頭の中に残っていかないからです。


答練から解き始めても、問題が解けず、そもそも問題文の意味が分からず、解答の解説文の意味も分からず、結局テキストに戻る羽目になります。


だったら、はじめからテキストを読めばいいじゃん、という話でして。


だから、私は答練を解き始める前に、


一度テキストを通読することをオススメします。


これ、絶対やってください。


まさにこれが、私の修了考査短期間勉強合格の秘訣です!!



これをやって答練を解くのと、これをやらずに答練を解くのとでは知識の定着に雲泥の差が出ます。

時間が許せば、例題を解きながら読み進めていくのもいいでしょう。


法人税、消費税はすでに論文式試験のときに学習済みの論点だから、内容もスッと頭に入ってくるはずです。


3~4日まるまるかければ、主要論点の通読を終えることが出来るはずです。
朝比奈は一通り通読がすんでから、答練を解き始めました。


講義音声については、朝比奈は連結納税、グループ法人税制、国際課税、組織再編税制等の新出の論点については聞きました(もちろん講義音声を2倍速に圧縮して)。
地方税も念のため聞きました。


法人税、消費税は聞いていません。テキストの通読で対応しました。


所得税、相続税は聞いていませんし、テキストを読んですらいません。普通に切っていました。
(そして相続税で痛い目にあったのは上記でお話したとおりです)


ちなみに答練は、1回目は全然出来ないと思いますが、全く気を落とす必要はありません。
あくまでも重要論点の把握と、知識の定着で解いているものだと割り切ってください。


3~4回目で完璧に解けることができれば問題ないので。


◆勉強法(計算)


会計学同様、膨大な出題範囲ですが、やらないわけにはいきません。


答練で出た論点を完璧にするのは最低限、テキストの例題もカバーできれば完璧です。

とはいってもみんな時間が無いので答練で出た論点を完璧にするので精一杯だと思います。
朝比奈もそうでした。


というわけで、テキストの通読後は答練を学習の中心において、ひたすら計算問題を反復練習すれば良いです。


◆勉強法(理論)


対策のしようがないので、朝比奈はほぼノータッチでした。


答練で出たところについてはカバーしていましたが、必要なさそうなところは答練で出たものですら切っていました。(租税条約のあたりとか)


まあ、理論についてはテキストの通読と計算問題をしっかりやっておけばそれらしいことは書けるようになっているので、それで十分だと思います。



◆まとめ

口を酸っぱくして言いますが、税務実務は修了考査の中で最も重要な科目です。


私の周りで修了考査に落ちている人は、大体税務実務の勉強をおろそかにしていた人でした。


それほど、この科目は大事です。


税務実務を勉強せずに修了考査に挑むのは、パンツ一丁で南極の大地に飛び出していくようなものです。



修了考査の学習の中心は、税務実務!!



これだけは忘れないでください。


修了考査不変の真実

税務ができないやつは修了考査に落ちる

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