修了考査対策講座

【修了考査の勉強法】会計実務

今回は修了考査の会計実務勉強法について話そうと思います。

会計実務の出題範囲は、論文式試験の会計学(財務会計論)とあまり変わりがありません。
したがって、論文時代に勉強した財務会計論の知識を思い出すといった作業が勉強の中心になります。

加えて、受験生時代から3年ほど経過しているわけですから、改正論点についてもフォローアップする必要があります。
が、これらについてはテキストや答練を学習していく過程で勝手に身に付いていくと思います。

さて、具体的な勉強法ですが、計算と理論に分けて話していきます。

■計算
あの論文式試験の膨大な出題範囲をもう一度覚えなおさないといけないため、最初は途方にくれてしまうかもしれません。
かといって、全くカバーしないわけには行かないため、ある程度の時間はかける必要があります。

答練で出た計算問題をカバーすれば最低限、大丈夫だと思います。
ただ、これだけでは心もとないため、予備校で配られるテキストも眺めておくほうが無難です。

私は、答練を解く前にテキストの基本問題ざっと一通り眺めて、計算方法の確認を行っていました。特に改正論点や、自分が忘れていると思った論点については問題を解きました。

計算に関しては、少なくとも連結、企業結合、連結C/Fくらいは抑えておかないと致命傷になると思います。

かといって、全範囲をカバーするのは時間的にムリでしょうから、ある程度の取捨選択が必要になってきます。
重要領域はきちんと勉強して、瑣末な論点は思い切って切り捨てちゃいましょう。
そしてその取捨選択の判断は、答練ベースで構いません。

■理論
正直、対策のしようがありません。
いや、厳密には対策しても費用対効果が悪いと思います。
出題範囲が膨大すぎるため、特定の分野の論点をピンポイントで丸暗記しても、その論点が試験で出なければ意味が無いし、かといって試験範囲の全部の論点を覚えるには時間がかかりすぎる。

ということで、結局理論に関してはほぼノータッチでも十分で、答練で出た論点や、改正論点についてだけ集中的に勉強して試験に臨めば十分戦えると思います。
で、結局、試験本番では論文時代のうろ覚えの知識を無理やりに引っ張ってきて、「それらしい解答」を書くだけなのですが、実はそれだけで十分合格点に達します。
なぜならみんな、その程度の解答しか書けないので。

以上を踏まえると、理論にあまり時間を割く必要はなく、ましてや六法を読み込む必要なんてさらさらありません。

たまに監査法人で「六法もきちんと読み込め」みたいな意味不明発言をする先輩、上司がいますが全スルーで大丈夫です。
そんな無駄なことをしていたら時間がいくらあっても足りません。
時間があっても六法の読み込みなんてしたくありません。いや、本当はすべきなんでしょうけど。でも普段の業務で嫌と言うほど六法引いてるしそれでいいやん?

■講義音声
計算、理論ともに聞く必要なし。
講義音声聞くくらいなら、その時間を問題解く時間に充てたほうが良いです。
私もちらっと講義音声を聞きましたが、既知の知識をなぞっているだけで、特に聞く意味が無いなと思ってバサッと切りました。
予備校の講師は給料泥棒ですね

■答練
最低でも2回転はしておきたいです。
可能であれば3回転しておきましょう。
問題が難しいので、最初は解けなくても全く気にする必要なし。

■まとめ
分量が多く、税務の次に時間がかかるであろう科目です。
修了考査の勉強時間配分としては、税務5、会計3、その他2くらいの感覚です。
税務だけでもかなりお腹いっぱいなのに、くわえて会計もそれなりのボリュームがあるので大変です。

かといって、それなりの配点があり、しかも試験一発目に受ける科目であるので、やはりそれなりにできるようになっておきたい科目です。

ただ、論文時代に培った知識がベースにあるので、思ったより時間はかからないかと思います。余裕をみて、完成に1週間ちょっとといったところでしょうか。

意外と、連結のタイムテーブルの書き方とか忘れているものです。
ただ、一度論文時代に頭に叩き込んでいた分、覚えなおすのにも時間がかからないというか。

あとまあ、やっぱり改正論点については重点的に勉強しておいたほうが良いですね。
私のときは繰延税金資産の適用指針が改正論点として上がっていたのですが、やはりそれに関する問題は出題されていましたからね。

全く時間をかけないわけにもいかない、かといって時間をかけすぎると泥沼にはまってしまう、なんとも時間配分の難しい科目だと思います。

PS.

ちなみに私は試験本番一発目の会計実務が、初見だと全く解けなさそうな問題ばっかりで(問題で問われている意味すら分からなかった)、絶望しました。
試験前日、深夜5時まで眠れなかったこともあって体調も芳しくなく、「だめだ落ちたなこりゃ」と思いました。

多分、自分の中でも結構パニくっていて、若干諦めムードに入っていた自分がいました。
制限時間も結構厳しかったですしね。

が、冷静になって問題文を読み返すと、「あ、これは解けそう。これも解けそうだ」となり、結局大半の問題が論文時代に培った知識で対応可能な問題でした。
記述も論文時代のうろ覚え知識を使っただけですが、それなりに解答欄を埋めることができました。

いやー、あそこで諦めないで本当良かったです。

あなたも、分からない問題が大半だからといって、すぐに諦めたりせず、解けそうな問題がないか、既存の知識で対応可能な問題がないか、最後まで食らいつく姿勢を忘れないでください。

「諦めたらそこで試合終了ですよ。」

「あ、朝比奈先生…」




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