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公認会計士を社会人から目指すのは遅いのか?

どうも、朝比奈です。

今回は「公認会計士を社会人から目指すのは遅いのか?」という疑問についてお話ししていきます。

社会人から公認会計士は目指す人はたくさんいる

結論から言って、社会人からでも十分に公認会計士を目指すことはできます。実際に、私のブログの読者さんの中にも、社会人になってから公認会計士を目指している方がたくさんいます。

公認会計士試験の合格者の平均年齢は25〜26です。このデータが示しているのは、受験者の中には20代後半とか、30代以上みたいに、25〜26歳よりももっと上の年齢の人がいるということです。

その中でどんな人達が公認会計士を目指しているかというと、例えばこんな人達がいます。

 

  • 上場企業などの会社員をやってたけど、何か一つの専門性を持ちたいと思って、公認会計士を目指した人
  • 今やってる仕事に納得がいってなくて、別の道を探しているうちに公認会計士に興味を持った人
  • 一般事業会社で経理事務をやっていた経験を活かして、公認会計士になろうと思った人
  • 自分で事業をやっていた人で、会計・財務の専門知識を身に付けて事業の役に立てようと考えている人

 

私のブログの読者さんの中にも、誰もが知っているような有名大企業に勤めている人が公認会計士を目指していて、びっくりしたことがあります。

また、私が大手監査法人で働いていたときも、社会人を経験してから公認会計士になったという人もたくさんいました。

上司や同期はもちろん、後輩にだってそういう人がいましたからね。

こんな感じで、社会人から公認会計士を目指すのは全然遅くないし、社会人で公認会計士を目指している人もたくさんいるということが分かってもらえたと思います。

社会人受験生が気をつけたい3つのポイント

とはいえ、社会人から公認会計士を目指すということになると、その目標を達成するためには決定的な問題が一つあります。

それが、働きながらの勉強になるということです。

これがかなり厄介なことなので、具体的にどういうことが問題になるのか、そしてそれを解決するにはどうしたら良いか、早めに知っておいた方が良いですね。

これを踏まえた上で、社会人が公認会計士を目指す上で気をつけておきたいポイントが3つあります。

ポイント①:相当な覚悟が必要になる

まず1つ目のポイントが、公認会計士を目指すのには相当な覚悟が必要だということです。

もちろん、大学生の人が公認会計士を目指す場合にもある程度の覚悟が必要になりますが、それより社会人の人が公認会計士を目指す方が、もっと強い覚悟が必要になります。

その主な理由の2つが、こちらです。

  • 今の会社の地位を捨てることになるから
  • 仕事と勉強を両立しなければならないから

 

今の会社の地位を捨てることになるから

社会人の人は、会社で働いていて、それなりに業務経験も積んできて、会社内での地位が確立されてきているわけで、昇給や昇進などで喜んだこともあったでしょう。

しかしその場合、公認会計士になって監査法人で働くときは、前の会社での地位や経験を全て失うということになるのです。

監査法人で働く場合はほんと、ゼロからのスタートになりますからね。

もちろん、今の仕事がつまらないとか、監査法人の方が条件が良いとか、将来性がある、みたいに考えられる人にとっては全然構わないことだと思います。

しかし、今の会社での仕事が楽しかったり、それなりの地位についていて、給料も満足できるくらい貰えている場合は、それを捨ててまで公認会計士を目指す価値があるのかどうか、しっかり考えておかなければなりません。

仕事と勉強を両立しなければならないから

また、社会人で公認会計士試験の勉強をする場合、働きながらの勉強になるわけですよね。

これがめちゃくちゃ大変なんです。

仕事で疲れが溜まって、「やっと仕事終わった〜。家に帰って早くゆっくりしたい・・・」と思っているところを、気持ちを切り替えて、机に向かって勉強しなくちゃいけないわけですから。

そしてこれを試験までの期間、ほぼ毎日続けなくちゃいけないわけですね。

・・・想像しただけでも大変だと思いませんか?

仕事と勉強の両立は、並大抵の精神力ではできません。

私自身サラリーマンだったときは、仕事で体力・精神力を使い果たして、家に帰っても「もう何もしたくない」と、ひたすら居眠りしてしまっていた時期がありました。

だから、働きながら公認会計士試験の勉強をしている人は本当にすごいと思うのです。少なくとも私には、仕事終わりに勉強ができるほどの精神力はありませんから。

私も一応、修了考査の勉強をしているときに、「働きながらの勉強」を経験したんですけど、あの時期はマジで地獄でしたね。

終了考査の勉強にかけるべき期間は、公認会計士試験よりもずっと短くて、せいぜい半年ぐらいだったと思うんですけど、それでも、どうしても仕事終わりに勉強するってことができなかったですね。

結局は監査法人が用意してくれた3週間ほどの試験休暇のときに、集中的に修了考査の勉強をして、なんとか合格レベルまで仕上がりましたが。

私が公認会計士試験の勉強をやっていたときも、とてもじゃないですが勉強以外のことには集中できませんでした。

「片手間の勉強で受かる試験じゃないなこれ!」というのが、私の公認会計士試験に対する所感の一つです。

このように、「今の会社の地位を捨てる」「仕事と勉強の両立」この2つを実現するには相当な覚悟が必要です。

この2つは、思っている以上に大変なことなのですから。

ポイント②:勉強時間が取れない

働きながらの勉強になると、勉強時間がなかなか取れません。平日の日中は働かなくちゃいけないわけですからね。

また、土日も平日の仕事の疲れを癒やすために休む時間が必要になってきますよね。

家庭を持っている人であれば、家族サービスなどで、休日の勉強時間すら十分に確保できないかもしれません。

社会人であれば、他にも誰かの結婚式やゴルフなどの人付き合いに自分の時間が取られてしまったりします。

とはいえ、公認会計士試験に合格するためには、勉強にも相当以上の時間を確保していかなければなりません。

試験直前期は、1日10時間以上の勉強を数ヶ月間続けることも普通です。試験に受かる人は、それぐらいのことも平気でこなしてきますから。

そういう人達に対して、働きながら勉強しているせいで、勉強に充分な時間が取れないのはかなり不利です。

そもそも、勉強に時間が取れないっていうのは、公認会計士を目指す上では根本的な問題点なんですね。ここをなんとか解決しないと、いつまで経っても合格を掴み取ることはできません。

このように、社会人で公認会計士を目指す場合は、「いかにして勉強時間を確保するか?」という課題とも向き合っていかなければならないわけですね。

ポイント③:いつかは今の会社を辞める必要がある

というわけで、勉強に充分な時間を確保するために、どこかのタイミングで今いる会社を辞める必要があります。

先ほども言った通り、公認会計士試験は片手間の勉強だけで合格できるような、そんな甘い試験ではありません。

なるべく早く公認会計士になりたいという人は、タイミングを見計らって、なるべく早いうちに会社をやめて、試験勉強だけに専念したほうが良いですね。

どんなに遅くても、試験の半年前までには辞めた方が良いと思います。

もちろん、働きながらでも受かった人はいますが、そういう人は合格までに6年近くの長い時間がかかってます。それでも良いというのであれば、働きながらの合格を目指すのも良いでしょう。

ただその場合は、また別に起こってくるリスクについて考えておかなければいけません。

どういうことかというと、確かに働きながら勉強をしていたら、収入源が途絶えることはないですし、会社員としての地位を捨てることもなく、安全圏から公認会計士試験の勉強ができ、リスクが少ないように思えますよね。

しかしながら、そうなると勉強に充分な時間が取れないので、試験にいつまで経っても合格が出来ず、受かるまでの勉強期間が長期化してしまうわけです。

こうなると、公認会計士としての経験が得られるのが遅れるし、試験に受かっても、監査法人から年齢を理由に内定がもらえなくなるかもしれないし、そして何より自分のキャリアの基盤を築くのが遅くなってしまう、というリスクがあるのです。

公認会計士を目指すなら、どのみち何らかのリスクは生じます。リスクから逃れることはできません。

しかし、どういう種類のリスクを選ぶかは個々人の自由です。自分の納得できる結果が得られるように、どんなリスクなら受け入れられるのか、自分と向き合って考えてみましょう。

まとめ

いかがだったでしょう?こんな感じで、社会人の人が公認会計士試験を目指す場合は、学生が公認会計士を目指すときよりも、もっと色々なことを考えておかなければなりません。

全体として、社会人の方はすでに持っているものも多いので、わざわざそれを捨ててまで公認会計士を目指すべきなのかどうか、試験勉強を始める前によく考えておく必要があるでしょう。

また、家庭があったり子供がいたりする人なんかは、さらに試験勉強に対するハードルが高まります。会社も辞め辛くなるでしょうからね。

しかし、だからといって「社会人の人が公認会計士になるのはムリ」という話ではありません。

実際に、私のブログの読者さんで、この前の12月短答式試験に合格した方がいたのですが、彼は家庭を持つ社会人で、お子さんもいるような方でした。

しかし、思い切って会社を辞めて受験勉強に専念したところ、わずか1年程度の勉強で短答式試験に合格しました。

その方が「試験に合格して、私自身よりも妻の方が喜んでくれていました!」と、嬉しそうに話していたのが印象的でしたね。誰かが嬉しそうにしている姿は、見ているこっちも元気をもらえてしまいます。

と、少し話が脱線しましたが笑、この方のような強い覚悟を持って、相応の努力ができれば、誰だって公認会計士試験には合格できるんです。

それも、自分が思っているよりも短い期間で。

結局のところ、公認会計士になれるかどうかは、その人の本気度にかかっているんです。

まず「社会人から公認会計士を目指すのは遅いのか?」みたいなことで悩む前に、自分がどれだけ本気で公認会計士になりたいと思っているのか、そしてその目標を実現したい気持ちがどれだけ強いのか、ということを一度考えてみるのがオススメですね。

その上で、「自分はやっぱり公認会計士になりたいんだ!」と思えるのであれば、あとは簡単です。目標に向かって、ひたすら突っ走っていくのみですよ!

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